就活・転職戦略〜基本的な考え方編〜

この記事は約5分で読めます。

こんにちは、すゝめ(@susumeblog)です(^^)/

この記事では、就活・転職活動をしているものの

就活や転職対策方法はいろいろあるけど、根本的な戦略が分からない…

という方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では

  • 就活や転職活動の基本戦略

について、外資系コンサルティングファーム(BIG4)や大手総合広告代理店から内定を得た筆者が解説したいと思います。

就活や転職活動の基本戦略

基本的な考え方①「敵を知り己を知れば百戦してあやうからず」

企業に採用されるために最も重要なことは、敵(=志望企業)と己(=自分自身)について理解を深めることです。

企業側には必ず採用基準なるものが存在し、誰が面接官であってもその採用基準に沿って、採点や合否判定を行うのです。したがって、敵(=志望企業)を知る上で重要な視点は「採用基準は何なのか」です。

採用基準を知る上で重要な情報源は以下の通りです。

  • 求人票の「求める人物像」
  • OBOG訪問を通じて、社員に共通する特徴や一緒に働きたい人物像を探り出す
  • 業界や企業を分析する中で、”企業良い変化をもたらす資質”は何かを考える

これらの情報源を活用して、自分なりの”採用基準の仮説”を作った上で、認識に大きなズレがないかを、企業説明会の人事担当者やOB,OG訪問などの質問を通じて、検証しましょう。

敵(=志望企業)について、求める人物像の仮説が、大きな齟齬がないことを確認した上で、次は己(=自分自身)について理解を深め、企業の求める人物像に沿った人物であることをアピールする必要があります。

具体的におすすめの自己分析ツールは以下の通りです。

  • 人生における困難克服エピソードを洗い出す(目的:課題解決能力のアピール)

面接では基本的にエピソードを添えて、己がどのような人間であるのかを説明します。その際に、特に重要なことは、”課題に対しどのように向き合い、何を考え行動したか“です。なぜならば、企業は基本的に何らかの”課題”を解決することでその対価として報酬を得ているため、採用活動においても、候補者の課題解決に対する姿勢や能力を必ず聞いてきます。そこで、対策として、上記のようなシートを作成し、エピソードを根拠として己が課題解決能力の高い人間であることをアピールするのです。

  • モチベーションシートの作成(目的:パフォーマンスの再現性の証明)

縦軸はモチベーション、横軸は年齢とします。その上で、自分自身がどのような時にモチベーションが上がるのか、逆にどのような時に力を発揮できないのかを明確にします。

ex) 特別感を感じられる時にモチベーションが高い, 良い好敵手の存在がいる時にモチベーションが高い, 未来が見通せないと不安感でモチベーションが低くなる, 変化の少ない環境だとモチベーションが低くなる…など

基本的な考え方②「面接質問は加点方式と減点方式で考える」

まず初めに、極端な話をすると、筆者は面接では2種類の事だけが問われていると考えています。

  1. なぜ弊社を希望するのか(志望理由)
  2. あなたはどのような人間なのか(ガクチカや長所短所、困難を乗り越えた経験など)

そして、1と2が採用基準に沿っていれば、あなたは無事に合格を勝ち取れるのです。

しかし、1と2の質問の性質は大きく異なります。1は減点方式であるのに対し2は加点方式で採点されます

つまり、志望理由は”誰が見ても大きく変なことを言っていない”という内容であればOKであり、必要以上に熱弁する必要はありません。むしろ、限られた面接時間のうち、減点方式の質問内容に多くの時間を割くのは戦略上正しくなく、”あなたはどのような人間なのか = あなたが如何に企業の求める人物像に沿った人間なのか”をアピールすることに注力すべきです。

ただし、以下事項は面接の質問事項と関係なく、減点方式として採点されているため注意が必要です。

  1. 話し方(結論ファーストで話せているか、話が長すぎないか、質問意図を理解した上で返答できているか)
  2. 容姿(清潔感はあるか、明るい印象を与えられているか)
  3. 誠実性(回答内容に嘘偽りがなく誠実か、回答内容は一般的な回答ではなく自身で考えた内容か)

基本的な考え方③「面接官を楽しませよう」

最後に、筆者が考える面接に挑む上で最も重要な心掛けについて解説します。

それは「面接官を楽しませること」です。人事部は必ず採用基準を用意しているものの、採点するのはあくまで面接官であり、ロボットではありません。また、面接官は基本的に一日で何十人〜何百人という候補者と話をしています。したがって、面接官の印象に残るためにも面接官を楽しませるという心がけが重要です。

筆者は以下のような視点を持ちつつ面接に挑むことをおすすめします。

  1. エピソードでは面接官があまり知らないようなエピソードを披露して興味を誘う(バイト先での売上改善エピソードなどの紋切り型のエピソードは避ける)
  2. 面接官の特性(エトス型=情熱に響く人、ロゴス型=論理的な人が好きな人、パトス型=誠実さを重視する人)を把握する
  3. 面接官に自分語りをさせる…会話の流れや逆質問の中で、面接官自身の経験(できれば何かを達成した経験など話していて楽しいこと)などを聞き、候補者の話を聞き続けている面接官を飽きさせない

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、外資系コンサルティングファーム(BIG4)や大手総合広告代理店から内定を得た筆者が自身の経験を交え以下の心構えについて解説しました。

  1. 敵を知り己を知れば百戦してあやうからず
  2. 面接質問は加点方式と減点方式で考える
  3. 面接官を楽しませる

この記事が少しでも多くの就活生や転職希望者に届くよう、いいねと思った方は拡散の程よろしくお願いいたします(^^)/

コメント

タイトルとURLをコピーしました