海外旅行や海外通販をする際には、クレジットカードやデビットカードを使うことが一般的です。
しかし、海外でカードを使うときに気になるのが為替レートや手数料、安全性です。今回は、Wiseカードがおすすめな理由と一般的なVisa/Masterクレジットカードとの比較を紹介します。
Wiseカードとは?
Wise(旧称:TransferWise)とは、2011年に設立されたロンドンに本社を置く会社の名称であり、個人間送金サービスを提供する企業です。このWiseという会社が発行するカードをWiseカードと呼びます。
2021年にはロンドン証券取引所に上場し公開会社となっています。
(参照:日本経済新聞2021年7月8日”国際送金の英ワイズ、時価総額1.2兆円 直接上場で公開”)
Wiseカードのデザインはこんな感じです。カード番号は裏面に記載されています(^^)/
国際ブランドはVISAやMasterから選択することが可能です。
現在は、実際の物理カードを発行せずにバーチャルカードのみを発行することもできます。紛失などのトラブルがなく安全ですね。
Wiseカードがおすすめな理由
① 独自の為替レートと低い為替手数料〜マイナー通貨利用によりおすすめ〜
Wiseカード最大の特徴は、独自の為替レートと低い為替手数料にあります。
実際に2023年4月26日時点で100€を使うことを想定した場合、一般的に人気なカードである楽天クレジットカードとSony Bank WALLETと比較して検証したいと思います。
カード名 | 両替レート | 手数料 | 実質 コスト |
Wiseカード | 147.47(100€=14,747円) | 96円 | 14,843円 |
楽天カード(VISA/Master) | 151.59(100€=15,159円) | 1.63%(=247円) | 15,406円 |
Sony Bank WALLET | 147.64(100€=14,764円) | 15円 | 14,776円 |
結果は上記の通りです!
「あれっ… Sony Bank WALLETの方が67円安いやんけ」
おっしゃる通りです。ドルやユーロなどの主要通貨の場合は、上記の通り、Sony Bank WALLETの方が優位にあります。しかし、Wiseの強みはマイナー通貨の時に発揮されます。
例えば、プラハに旅行に行くことを考えると現地通貨であるチェコ・コルナ(CZK)が必要となります。
この場合の実質コストを比較してみましょう。
カード名 | 両替レート | 手数料 | 実質 コスト |
Wiseカード | 6.269(1,000CZK=6,269円) | 45円 | 6,314円 |
楽天カード(VISA/Master) | 6.473(1,000CZK=6,473円) | 1.63%(=106円) | 6,579円 |
Sony Bank WALLET | 6.473(1,000CZK=6,473円) | 1.79% (=115円) | 6,588円 |
上記のように、チェココルナの場合では、Wiseカードに軍配が上がりました。
Sony Bank WALLETの外貨普通預金口座の取扱通貨は10種類であるのに対し、Wiseは50種類以上の通貨に対応しており、その威力はマイナー通貨利用時に特に発揮されます!
② いつでもどこでもアプリひとつで両替などが可能
Wiseではモバイルアプリから、好きなタイミングでの両替やカード残高の確認、入出金、送金、カードの一時停止などの操作が行える機能があります。また、PINコードもアプリを通じて確認可能です。
実際に筆者は、Wiseカードを利用して、ヨーロッパを周遊しましたが、中欧/東欧のマイナー通貨圏もWiseのみで不便無く生活することが出来ました(^^)/
さあ、Wiseを始めよう!
ここまで読んでいただいた皆様は早速Wiseカードを申し込み旅行や留学に備えましょう。
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ぜひご活用ください(^^)/
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